矢羽根

２月１０日の道路パトロール報告。

今日のパトロール報告は、ポットホール多数、
デリネータ損傷３本、「矢羽根」の曲り１件でした。

路面損傷はひたすら、雪解けを待って我慢し
つつ応急処理です。








亀甲状のひび割れが酷い状態です(-_-)










こちらは強風によるもの？
矢羽根が設置支点から曲がってしまってます。
早急に対処します。

落下物、ロードキルはなしでした。

ところで、この矢羽根、国道７号の戸門区間に設置したものですが、
何故あるかご存じですか？

元々は北海道で多く見られるもので、積雪の多い地帯ではスノー
ポールでは高さが足りない為、設けられるものです。その他にも、
地上に境界線を明示できない場所にも使用されます。
この近辺だと、津軽自動車道やみちのく有料道路にもありますね。

戸門地区の場合は少し事情が違ってまして、吹雪時の視認性の向上
（発光式なのです）と、除雪作業の効率化が理由です。

時速４０ｋｍ以上だせる強力なロータリー車がせっかく配備されたのに、従来のスノー
ポール式だと、人力で取り外し取り付けをするために時速１０ｋｍ以下の作業速度に
しかならないという問題点があったのです。

なかなかその辺の事情は、外から見てるとわかりにくいと思いますが、道路管理の
効率化、低コスト化を常に試みている一つの現れであるとご理解ください。